- アジング初心者
- アジングロッドを探している
- ロッドをどう選んでいいか分からない
初めに
これまでの経緯
重いジグ単専用ロッドが欲しい
触れるロッドが少ない
上記の通り、私はロッド選びに最近悩んでいるが、その1つの理由としては、実際に触れるロッドが少ないという事だ。アジングにはまって、釣りのほとんどをアジング中心にしているので、それなりにお金も掛けているのだが、私が足を運ぶ店舗ではそもそも置いているアジングロッドがかなり限られている。その中から自分がしっくりくるものを選んでいるのだが、やはり触っていない未知のロッドが気になる。調べれば評価の記事や動画もあるので、それを見ると欲しくなる。という葛藤の日々を過ごしている。触れないと変な期待を未知のロッドにしてしまい、あれやこれやと買いあさってしまうという日々からも脱却したいと考えていた。
ブルーカレント 71/TZ NANO
私が現物を触らずに購入したものの1つが、このロッドだが、主に軽いフロート用で購入したものであり、チューブラモデルという事もあるためジグ単での使用した時にはティップなど含めて柔くしっかり曲がるため、ジグヘッドの操作や竿から来る共振の感じなどはイメージしていたより悪く、そのままリグ用オンリーとしている。この教訓を活かし汎用性よりかは、ジグ単というコンセプトに絞ってロッドを購入しようと考えた。
23GCORPS-672L-HS
最近購入したロッドであるが、これも現物には触れず購入したものだ。評判がいいメーカーの評判の良いシリーズで、値段も高いので間違いないだろうと、考えたのと、私が使っているロッドの操作感で、MAX表記されているウェイトを使うと重さが目立って気持ちよさが無いという事で、5gまで対応のロッドを購入したのだ。結果からすると、評判の良さは体感できたが、イメージとは違った。3gを想定した場合には若干強すぎるという印象で、ジグヘッドの重さを感じるというより、振動など竿全体の変化を感じる事に特化しているというのが感想だ。私はメインでセットするジグヘッドで使った場合に竿で重さを感じる程度が好ましく、好みとロッドの特徴がマッチしていないと分析した。
と、いう事で勉強にはなったのだが、限りあるお金なので何とか自分に合ったロッドを厳選して買えるようになりたいという切実な思いがある。そのため、釣り博に向かい、ロッドに触れて来たのである。
実際に触ってみて思った事
対応ウェイトについて
ロッドの値段について
色々なロッドを触ってみたが、やはり良いと思ったものはそれなりの値段がする。まず低価格帯~中価格帯のロッドの差の多くは素材の違い目立ち、素材によって細さや固さ、しなやかさなどが変わってくる。そのため、値段とある程度感じる良さというのは比例しているように思える。私のような素人には道具に助けてもらう事で釣れる喜びを感じているため、初心者の方でも、アジングを中心に考えている方なら頑張って中価格帯のロッドを購入する事が良いと思う。
コンセプトについて
上記のように価格について触れたが、では上位モデルを買えば間違いないかというと、これが一番難しいところでNOのロッドが場合によっては多いかもしれない。というのも、上位モデルとなると、当然上級者向けになり、上級者向けだと、コンセプトがハッキリするものが多いと感じる。そのため、バランスという意味では中価格対のロッドの方が良いケースもあり、高いものは逆に自分には合わないと感じるものも私個人としてはあった。もしくは値段の差を体感できないパターンだ。そのため、初心者が最上位モデルのロッドを買っても私のようにイメージと違う、アジングの楽しさを感じられるという事には繋がらないかもしれない。
自分の好みについて整理してみた
実際に触ってみて上記のように色々体感する事が出来たが、それによって自分が好むロッドというのをある程度言語化する事が出来た。私自身の自己分析の結果、以下のようなロッドが好みだと考える。元々ぱっつん系のロッドは好みではないと考えていたが、柔いロッドが好きかというと、ロッドの曲がりより振動を感じたいため、ティップ自体はレギュラーもしくはファーストテーパーのやや硬めなものが好きという事が自分自身抱えていた矛盾だった。そこはバットで感じる重みや曲がりを理想としていた事に気付く。そのため、振動をはっきり感じるぱっつん系より少しマイルドにして重さも感じられるようなロッドというのが自分が理想としていたものである。
- 重量:50g前後
- ティップ:レギュラーファースト・ファーストテーパー
- ベリー:ハリがある方が好み
- バット:硬さより細さ重視(シャープなものを好む)
- グリップ:硬い材質を好む 膨らんでいないものが好き
- 感度:重さを感じる>振動
私好みのロッド
実際に釣り博で触れたロッドで、上記のようにあくまでも私が求めている用途や好みに合ったという上で良いと感じたロッドを紹介する。
商品名 | ティップ | 重量 | 対応ウェイト | 実売価格 |
---|---|---|---|---|
ルキアナLK632S-LMLS | カーボンソリッド | 58 | MAX3g | 3万前後 |
SRAM UTR-68-TOR | カーボンソリッド | 55g | 0.2~3g | 5万前後 |
宵姫華弐S69UL-solid | カーボンソリッド | 49g | 0.1~5g | 4万2千前後 |
23GCORUS-642L-HS | カーボンソリッド | 不明 体感50前半? | 0.5-5g | 1万8千(定価) |
スペリオル SPRS-64UL-T | チューブラ | 49g | 0.4~5g | 5万5千 |
SOARE SSアジングS68UL-S | カーボンソリッド | 54g | 0.3~6g | 2万前後 |
ルキアナLK632S-LMLS
まず最初は天龍のルキアナシリーズだ。ロッド自体はしなやかな印象で、MAX3gと書いてあるが、2~3gも心地よく操作できる。グリップ自体も手に収まりが良く、好みであった。硬い感じなので感度も良い。長さ的にはもう少し長い方が良かった。
SRAM UTR-68-TOR
竿のしなやかさという部分ではこのロッドは自分のイメージにピッタリだった。ただ、グリップ自体が丸みを帯びているタイプなので自分の好みでは無い。
宵姫華弐S69UL-solid
今回のメインでもあった。宵姫が自分が一番好きなロッドだが、爽や天と比べてどうかや華でも番手が違うとフィーリングも違うのかが気になっていたが、爽は低価格帯ロッドの中では抜群に自分の好みに合うものだったが、グリップやティップのハリ、全体的なしなやかさなどの面で華の方が良いと率直に思った。天についてもより感度重視で全体的なハリは華より強い印象を受けたので、私は華が一番好きというのが結論だ。また、華についてはこのS69の5gのキャパがどうか心配だったが、2~3gが心地よい印象を受け、全体的にMAXより軽めにメインを設定する事が良さそうだ。結論として私はこのシリーズが一番好きだ。
23GCORUS-642L-HS
23コルトのプロトは上記のようにMAX表記に対してMAXでちょうど良いと感じたが、UXは異なり、かなりマイルドな仕上がりで私好みになっていた。そのため、UXについては、2~3gを心地よく使える感じで私のイメージにマッチしていた。値段も考えるととても魅力的な商品であった。
スペリオル SPRS-64UL-T
自分の好みではないティップやグリップなので矛盾しているが、このロッドは全体的なバランスが良いからなのか、とてもしっくり来た。抽象的な言い方で申し訳ないが、感度という点で全く問題なく更にしなやかさもあるという事で皆から愛される理由が分かる1本だった。
ソアレSSアジングS68UL-S
このロッドも振ってみると穂先が良く曲がるので一見して自分好みではないように思えるが、不思議と竿全体となるとハリがあり、何とも良いバランスになっている。どちらかというとハリがありすぎる方が苦手なのでマイルドになっても捜査感が良ければ私の中ではアリと感じる事が出来たロッドである。
最後に
本当に個人の感想レベルのブログである事をお詫び申し上げたい。きっと経験豊かな方が釣り博で触ってみたおススメのロッドなどを紹介するだろうから、それを参考にした方が良いと思う。ただ、何より思うのは自分の気持ちよさという事が重要であるため、ロッド選びに悩んでいる方がいれば、買って後悔する前に自分の好みを把握できるよう出来るだけ色々触ってみた方が良いという事だ。ぜひ、周りで触らせてもらえる人がいれば色々触れて感じて欲しい。慣れない人混みの中辛い部分もあったが、釣り博に行って良かったと思う。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。あなたにも幸せな釣りライフが遅れますように、、