真田釣大変記

インフィニティループ×THEONE飛距離最強か?

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初めに

人それぞれで違うと思うが、私の中で身長や握力などと言われるものは「無ければ無いで受け入れられるが、有るに越したことは無い」部類のものである。釣りの場面では「飛距離」が私にとってそれにあたる。遠くに飛ばす事はとても重要だが、ジグ単の飛距離を伸ばすためにはそれなりにテクニックもいる訳で、そのスキルを磨くよりかは道具に頼るなどしているため、ジグ単で限界まで遠くに飛ばすという事はそれほど拘っていない。

とはいえ、やはり有るに越したことは無いというものであるため、テクニック抜きにして飛距離が伸びるのは大歓迎である。今回は飛距離と関係がありそうな新商品を実際素人の私が使って違いが出るのかを試した話なのでお付き合い願いたい。

23ヴァンキッシュ×THEONE飛距離最強説

22ステラ・23ヴァンキッシュの売りの1つとして「インフィニティループ」なるものがある。密巻きにより演出される綺麗なライン放出により、飛距離が伸びるという事らしいが、私には「そう書いている」というだけで構造の知識など無い。

ライン放出による飛距離の伸びという事であれば、メインになってくるのはラインの抵抗軽減である。そうなるとライン自体の軽さが軽くなるほど効果が表れると推測される。

という考察をすると、結論としてエステルラインよりかはPEなどを使うとよりこの新機能の効果が実感されやすいのではないかと考えた。私は基本アジングしかしないため、PEはジグ単では使わないので、使うラインとしてはTHEONEは選択肢にあるため、エステルよりTHEONEの方が飛距離という点で相性がいいのではないかと考えて、実際に比較してみた。

前提条件

使ったリールは3種類

分かりやすい比較として、23と19ヴァンキッシュを用意した。とはいえ19ヴァンキッシュも素晴らしいリールであるため、安いリールとの比較のために、中華性のリール「カーボンX」も比較対象とした。
  • 23ヴァンキッシュC2000S
  • 19バンキッシュ1000SSSPG
  • カーボンX 1000S(2019年製)

使った装備

  • ロッド:宵姫華弐S59UL
  • リーダー:フロロリーダー1号
  • ジグヘッド:月下美人グロー 0.5g & 1g
  • ライン① :アジングマスターレッドアイ0.3号
  • ライン②:THEONEアジング 0.13号

誤差が生じそうな要因

今回リール・ラインをテーマに検証を行ったが、以下は結果に左右されるポイントになるかもしれないのであらかじめご了承「いただきたい。

  • リールの番手が違う
  • エステルは19ヴァンキッシュ用スプールで、THEONEは23ヴァンキッシュ用スプール
  • キャストはロッドをしならせないでジグヘッドの重みで飛ばしている

エステルライン比較

0.5gの場合

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ カーボンX
飛距離
1618.2
1559.4
1368.0

1.0gの場合

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ カーボンX
飛距離
2024.2
2139.0
1668

THEONE比較

0.5gの場合

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ
飛距離
1798.0
1863.0

1.0gの場合

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ
飛距離
2204.0
2525.4

伸び率

エステル×リール(カーボンX基準)

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ カーボンX
飛距離(0.5g)
118%
114.0%
100.0%
飛距離(1g)
121.4%
128.2%
100.0%

0.5gから1g(エステル)

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ カーボンX
飛距離
125.1%
137.2%
121.9%

THEONE×リール(19ヴァンキッシュ基準)

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ
飛距離(0.5g)
100%
114.0%
飛距離(1g)
100%
114.6%

0.5gから1g(THEONE)

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ
飛距離
122.6%
135.6%

THEONE×リール比較(エステル基準)

リール名 19ヴァンキッシュ 23ヴァンキッシュ
飛距離(0.5g)
111.1%
119.5%
飛距離(1g)
108.9%
118.1%

総評

リール・ラインはそれぞれ重要

まず、19でも23でもヴァンキッシュは飛距離性能は優秀だという事だ。共にカーボンXと比べると1.2倍程度飛距離を伸ばしている。

加えて、ラインの重量も重要で、19も23もエステルより、THEONEが飛ぶという事は検証としてしっかり結果を出せた。

インフィニティループ×エステル

これはすべてのパターンで効果を実感できた訳ではなかった。軽いジグヘッドだとそこまで差が出ず、逆に19と23を比較した時に若干19の方が勝ってしまったパターンもあった。

インフィニティループが勢いを殺さない(抵抗軽減)による効果だった場合、最初の力自体が弱いと効果が薄いのではないかと考える。軽いジグヘッドの場合は、ロッドをしっかり曲げるなどのテクニックがいる可能性が高い。

ジグヘッドが重くなるとおのずと初動の力が強くなるので効果が出たのだと思われる。軽いジグヘッドの滑り出しという意味ではシャロースプールやロングスプールといった機能の恩恵が強いのではと考える。

インフィニティループ×THEONE

これが本題ではあるが、実際に効果を感じる事が出来た。ラインの抵抗という事を考えるとライン自体の軽さが軽いほど少ないため、そうなるとジグヘッドの重さが飛距離に直結するため、軽いジグヘッドでも19と23でしっかり違いが出たのだと思う。

結論

キャスティングスキルを伴わない状況で考えると、インフィニティループ×THEONEは飛距離でアドバンテージがあった。抵抗がある条件下ではインフィニティループの機能を存分に発揮できない可能性があるため、劇的に飛距離を伸ばすために23ヴァンキッシュをと考えるとそうではない可能性があるのでご注意を。

最後に

今回初めて飛距離というものに真剣に向き合ってきたが、数字にすると中々面白いものがある。そして、単純に1つの機能・比較だけではなく、組み合わせによって効果というのが大きく異なってくるのを実感できた。有るに越した事は無い飛距離も自分の腕を磨かなくても向上する事が出来るのはお金を掛けたかいがあるというものである。とはいえ、飛距離を出す方法は他にもあるし、飛距離だけでリールの金額差分を埋めれるほどのメリットがあるかは人それぞれだと思うので、数字だけ参考にしてもらえると幸いだ。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。あなたにも幸せな釣りライフが遅れますように、、、 

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