2023年26週目。本格的に暑さが続くようになり、クーラーの稼働も多くなった。暑さというより、クーラーがある室内から外に出た時の気温差が自分は苦手である。ある程度慣れると炎天下の中で活動するのもそこまで苦ではないが、本格的に夏の到来を感じる。宮崎など暑すぎるとあまりアジングにとっては良くないと思っている私にとっては恐怖のシーズンでもある。今週はそんな苦手な夏の洗礼を受けたのか、好調だったのか・・・
それでは、さっそく今週の出来事について報告するのでお付き合い願いたい。
釣り以外の事
古き良き?
今週はそもそも釣行回数自体が少なかった。天気が悪かった日もあったし、本業が忙しかった事もあった。個人的には嬉しい事なのだが、現時点ではまだ在宅勤務が許されている事もあり、平日でも釣りに行ける日もあるが、今週は仕事場に行ったり、その後会食があったりなどが続いた。
数年前は、頻繁とは言わないまでも、そういう機会が今より断然多かったなと思うが、昔はこれが多いとも思っていなかったので、個人的には昔のようには当たり前に捉える事が出来ない。勿論仕事の面では楽になる事も多いのだが、平日も出来れば釣りに行きたいなーと思いながら過ごした週でもあった。
アイス
暑くなり、毎日娘が「アイス!アイス!」と言ってうるさい。セミよりタチが悪いかもしれないが、妻の目を盗んであげている私も、タチが悪いのかもしれない。子供のころの個人的な好みを思い出しながらアイスを買い冷凍庫に入れ、娘に与えているのだが、そのアイスを見ていると、地域性が出るものを気が付けば選んでいる。子供のころは九州など地域によって偏りがあるとは全く知らずに食べていたので、改めてお菓子などについて振り返るのも面白いと感じた。
霧島アジング
惨敗
前回のブログでもお伝えした通り、最近は回遊狙いで25cm以上のアジを狙っており、自分の好みを再認識できた時期でもあった。週末も良い想いをした霧島方面へアジングへ。狙い方などアプローチはこれまでと変わらずに行うも、3回目にして初のボウズに終わった。周辺を転々とするも反応すらない状態で終わった。1つ前の延岡方面での釣行と合わせて2連続アジが釣れない結果となり、アジへの想いは募る一方だ。
考察
合計3回同じエリアで釣行をしたが、1回目は若潮で下げからの干潮手前で連発した。2回目は大潮で満潮からの下げで僅か1匹であったため、干潮+小潮がねらい目かなと思い3回目は干潮・小潮狙いをしたが惨敗。
回遊狙いの場合にはもちろん潮などは影響すると思うが、ルートを1つしかしらないとかなりギャンブル性が強くなるという事が言えるのかもしれない。安定した釣果を得るためには複数の有力ルートをストックしてランガンする事が重要で、ボウズ覚悟で情報収集しなければいけないと痛感した。やはりアジングは奥が深い。そしてこのようにたまたま最初がイージーという事も良くあるので厄介だ。
津久見アジング
私の弱い部分
「回遊狙い楽しい!」などと言いながら、連続してボウズが続くと直ぐに心が揺らぐような人間が私である。新規ルート開拓や回遊狙いを徹底するには多少の釣れない時期があるのは必然なのだが、私はそれを貫けずに「とにかく釣りたい」という状況がたびたび来る。更には今月も終わりが近づくと、毎月出しているレポートの内容も意識してしまうものであり、考えがブレ葛藤するのだ。
人間だもの
最終的には私は自分で自分を甘やかす人間でもある。まぁ、一番は自分の心が欲するままに動くのが良いという事で、人の目も相まって、釣れない状況を阻止し、かつ数を釣って釣果の見栄えを良くしたいという気持ちに向き合う事にした。
いざ津久見へ
方向性が決まり、どこに行くか悩むも、数釣りならやはり大分方面でしょという事で大分に決定。今月数釣りとしては申し分が無かった津久見エリアへ行く事に。ただ、この前まで絶好調だったポイントは最近渋いらしいとの情報もあったが、釣れない事は無いだろうという事で気にせず車を走らせた。平日の仕事終わりの事だった。
やばい・・・
これも、私の良くない部分の1つで、「渋いポイントでしっかり釣れました」みたいな自分本位な状況もあればいいなと思いながら、そんなはずもなく、噂通り本命ポイントではかなり反応が渋い状態。近場のポイントを転々とするも、釣り人はほとんどおらず最近の状況を物語っているような雰囲気だった。せっかく自分の心と葛藤をして数釣りに来たのにという焦りが混じった想いで一時立ち往生をした。
意地の先
私のアジング人生の中で誇れるものがあれば、時間と労力を惜しまない事かなと思う。そもそも3時間かけてきているのだから、津久見エリアで大きく移動する事などなんの感情も揺さぶられない。釣れない状況が続いて一瞬絶望したあとは切り替えて、四浦半島をサーチ。いくつか港を転々とするとアジの魚影が見えたポイントがあったので、ようやくそこでヒット。
0.6gのジグヘッドでほとんど沈めず誘っていると反応があるも、吸い込みが弱いアタリで、くわえるようなのそっとした重みに対して合わせてようやく釣れるような状況。ここでは宵姫天が大活躍してくれた。やはり、小さいアジは小さいアジなりにゲーム性があって面白い。回遊ねらいもどっちも面白いから1つに絞れないというのが結局は正直な想いだ。
考察
津久見のエリアで通年のアジングをこれまでしていたわけではないので、この時期の行動パターンというのが分からない。なぜ渋いのかという事の真相は分からないが、急激に気温が上がった事や、強い雨が降った事などが考えられる。前者なら夏時期まで続くような未来への不安になるし、後者なら梅雨が明ければ好転するかもしれないが、現時点では真相は分からない。
今回釣れたエリアでもかなり反応自体は悪かったので、いるのに口を使わないという可能性も高い。今回はレンジキープでアクションを付けない釣り方では釣れず、かといって竿を上下に「ちょんちょん」をアクションを付ける鉄板の誘いでも反応が薄く、左右にシェイクしながらゆっくり巻くパターンで反応をしてくれる場合が多かった。ワームも2.4インチのワームでの反応が一番良く、渋いからと言ってアクションやワームを弱く小さくすれば良いものではなく、スイッチを入れさせるという事も重要だと想えた釣行であった。
装備詳細
霧島アジング
- ロッド:宵姫天S48AL
- リール:19ヴァンキッシュ1000SSSPG
- ライン:VARIVASアジングマスターレッドアイ0.2
- リーダー:よつあみ海藻フロロ0.6号
- ジグヘッド①:アジスタS0.6g
- ワーム:アジマスト2.4インチ
最後に
今週は結果からするとかなり不完全燃焼の週であった。釣り自体に行けなかったことも、狙いが中々定まらなかったことも、望んだ釣果に繋がらなかったこと全てにおいてスッキリしないものだった。ただ、こういう状況をしっかり記録し、向き合う事は重要であり、そしてあくまでも趣味なので最終的には楽しければ良いと開き直りまたリスタートが出来るので、トータルで見るとやはり人生において最大の娯楽であると痛感しスッキリして振り返る事が出来た。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。あなたも幸せな釣りライフが送れますように、、、
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