真田釣大変記

アジングと血抜き

この記事はこんな人におすすめ

  • アジングが好きな方
  • 美味しくアジを持ち帰りたい方
  • 血抜き道具を探している方

初めに

アジを締める方法は色々あるが、私は道具を使って脳天締め+エラを切っての血抜きをしている。氷締めは氷がもったいなく、サバ折りは見た目と手が汚れるからという理由で避けている。締め方という点ではもっと専門的なものがあるため、今回は同じような締め方をしている、あるいはしたいと思っている方に限っては、多少なりとも参考になるかもしれない。私がこれまで買った関連グッズに関する感想に関する話なのでお付き合い願いたい。

締めたり、血抜きは必要か?

アジングに関しては、南蛮や唐揚げなど比較的小さいアジを持ち帰って食べる場合、あまり美味しさは変わらない気がする。ただ魚の味をダイレクトに感じる刺身になると、血抜きをしないと臭いや、身の色味の点で劣る。そのため、私は極力血抜きをしている。私の場合には、「釣ってきた魚は美味しい!」と、釣りに理解を示してくれる家族に思われないと釣りに没頭し辛いという事もあるもんで。。という訳で、美味しく持ち帰るためには、締める迄の活かすため、締めるため、締めた後の保管の3点を目的とする道具を揃えておいた方がいいと考えている。

スカリについての過去ブログはこちら。クーラーについてはこちら

私がこれまでに買った締め道具

G・SAKAI・ SABIKNIFE 5

釣りを始めた直後に私が奮発して買ったのが、「ナイフ」である。ちょうど、YOUTUBEで「釣った魚で生き延びる」企画や、キャンプブームも相まって「ナイフ」に興味を持ったという理由だ。そして、海で使う事に加え、私のズボラな性格も考えて、サビないナイフという事で話題になっていたナイフを購入した。切れ味も申し分なく、本当に錆びないため、すごい良い品だというのが製品そのものの感想。ただ、アジンガーの私にとっては合わなかった。勿体ない1品というのが、個人的な感想。私に合わなかった理由の1つは、機動力重視の私にとっては、このデカさは邪魔である。エラを切るにはこんなにデカいのはいらない。本気のキャンプをする人にはいいが、釣りの延長線上での車中泊ぐらいならこのナイフが必要な場面は無い気がする。私には買ってから3年以上来ていない。。釣行中に捌く事もしないので、サビないままタックルボックスに眠っている。本当に申し訳ない事になっている。

G・SAKAI(ジー・サカイ)
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ハサミ

次に私が購入したのは、「万能ばさみ」だ。ナイフで体感した事を活かし、安くていいもの無いかなと考えた時に、ハサミが良いと考えた。エラを切るとい事においてすごく楽に出来るし、工具用ならアジの骨も切れるほどの強さがあるため、ハサミ1つで、ある程度の処理をこなせるし、ホームセンターなどで買えば安いという事で購入した。結果として、長く愛用したが、それでも使っているうちに不便も出てきた。最初は血抜きだけをしていたが、より状態の良いアジを持ち帰るとなると、脳天締めも必要と考えるようになった。その場合、ハサミだとやりにくい。そのため、また別で締めの道具を用意する必要があった。結果として、一番重視していた携帯性という部分で不都合を感じるようになったという訳だ。内臓処理も釣り場でする事は今のところなく、他の少し大きい魚を釣った場合にも使えるというメリットも基本アジしか釣らない自分にとってはそこまで魅力のあるものではな無いと気付く。デメリットが実質のメリットを上回ってきた事を感じた。また、実用的な部分でも、バネなど、開閉の部分で劣化すると、「閉じる・開く」という、事をいちいち手動でしなければならず、ストレスが溜まる。安いし買い替えれば良いとも考えたが、何度も買い替えるなら、もっとコンパクトでオールインワンな道具が良いという考えに至った。

アイスピック

上記の通り、ハサミだと脳天締めを行う場合には、別で道具を用意する必要がある。そのため、なるべく安く抑えたいと思った私は、アイスピック(下は一応サンプルで載せているが、実際は100均の)を購入して使っていた。機能としては、問題ないのだが、難点は収納方法で、袋にそのまま入れるとある日飛び出て私を刺してくるし、それを収納できる何かを作るのもやる気が起きず、結局はあまり使わなかった。たこ焼き用に今も現役ではある。

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専用ピック

アイスピックの失敗で、色々見ていたら、結局は釣り具として正しい用途のものがいいなという結論に至る。私が抱えていたようなストレスも含めて、考えてあるものだと痛感。収納するためのケースや,スムーズに処理できるような取っ手の形状は正直ストレスが無く満足。ただ、これはエラを切るハサミと脳天締めを分けた時に2つ揃えるための1つであり、携帯性の意味ではちょっと微妙である事と、そもそも、もう1つのハサミが最適とは思っていない事からも、やはりオールインワンが良いという想いが強くなった。

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専用ナイフ

色々失敗を重ねた結果、自分のスタイルに合うのはコンパクトで、締め+エラ切りのオールインワンの道具であると分かった。その上で次に買ったのは、究極の血抜きの「津本式」と、アジングメーカー「34」のコラボ商品の専用ナイフだ。これは携帯性に優れ、刃の部分も切れ味も良いため満足している。今メインで使っているものとなる。刃自体は良いので、エラ切りは、アジ以外でも全く問題ない。微妙と思った点は鞘部分のプラスティックは弱いため、携帯時にはナイフ側についてある穴にカラビナなどを付けてそれごと着脱できるようにした方がいいかなという位かな。

34
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アジ締めピック

先ほどピックの話をしたが、アジ専用のピックもあり、これは一番携帯性という意味では優秀だ。使わない場合には上下を逆にする事で、ピック部分を収納できるため、危険性も少ない。刃の部分が外向きになっていないため、アジング中そのまま携帯していても自分の身が切れたりする心配も少ない(あくまでも自己責任でご判断願う)。そのため、連続してアジが釣れる場合などは収納せずそのままの状態でいる事が手返しの良さに繋がり、数釣りのメリットとなる。アジの締め、血抜きは全く問題なく出来る。安いのも魅力の1つだ。アジに特化すれば、十分すぎる品物だと思う。魚のサイズが大きくなる汎用性を考えるとSNEKナイフの方が有利かな。

ティクト(TICT)
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余談・失敗談

美味しく食べたいと言いながら、最近失敗し反省したことがある。これは道具とは関係が無い事だが、とても基本的んで重要な事なので自分への戒めのためにも記載しておく。

水気は取っておく

ナイトアジングの場合には、締めたアジを締めて、血抜きをし、クーラーに入れるも、帰ったらもう遅いので冷蔵庫に袋ごと入れて次の日調理する事があるが、水気を取っておかないと身が少し水っぽくなってしまう事があった。次の日調理は正直私の中では体力的にほとんどが必須となるため、せめて水気を取る事は徹底しようと思う。

エラ・内蔵を取る

理想を言えば、水気を取るなどをする時に頑張ってエラと内蔵だけは取っておきたいと思う。これはまだそこまでアジの劣化を私の舌では体感する程では無いが、内蔵処理の洗いの水気も影響するので、そこまでやってから水気を取って次の日に挑むという意味では総合して水気対策としては効率的だと思うで出来るだけやりたいと思う。

最後に

紹介した道具については、どれも機能としては申し分無いという事は改めてお伝えしたい。ただ、自分に合ったものや、自分が許せない類のストレスが何かによって最適というのは変わってくると色々買った歴史を振り返ると改めて思う。これらの道具は1つ1つはそこまで高いものでは無いため、ついつい色々買ってしまったのだが、合計すると結構な額になる。そういう積み重ねをなるべく無くし、限られたお金を有意義に使いたいものだ。。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。あなたにも幸せな釣りライフが遅れますように、、、 

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