私とグローブ

肌荒れとの闘い 

私は基本的にアジングをメインで釣りをしている。アジングのようなライトゲームだとキャストの時に指を痛める事も無く、感度の面でもマイナスになるため基本はグローブはしない派だ。ただ、釣りに行く回数が多いと、魚を触る機会や指先でのラインコントロール、寒い時期の釣りなど様々な要素から手が荒れる事が多くなってきたのでグローブでの保護を真剣に考えるようになった。荒れた状態での釣りは風や寒さ、塩水などが容赦なく痛みを与え、釣りにストレスを与えてくるのだ。 

3本指がオープンのもの 

最初はよく目にする、3本指がオープンのものを釣具屋で買ったのだが、寒さは多少和らぐし、地面に手を着いた時に保護出来るし、感度は失うことは無いというメリットはあったが、肌荒れの解消にはならなかった。オープンだしそもそも買う前に気づけよという話なのだが、本来の目的とは異なる用途でのストックとなった。 

ゴム手袋 

「メス」とついつい言いたくなるようなゴム手袋も良く目にする。特にサビキ釣りなどする方が愛用しているイメージで、コロナ流行によりマスクと同様ゴム手袋の需要も増えてきているため試してみたが、私は手汗をかく体質のため蒸れて逆に手荒れが悪化した。 

魚掴む用の道具たち 

フィッシュグリップはアジングでは必須で私も使っており、魚に直接触れる事は避けられるのだが、尺アジなどが良く釣れる冬のシーズンになると、安定性に欠けるため、するりと滑ってオートリリースという事もたまにあるため、手掴みをしてしまうのだ。冬の時期の手荒れが一番激しい時期のため、肌荒れ防止というアイテムまでにはなり得なかった。 

ちょうど話題になっていたのが、魚掴みグローブだったので値段も安いし試しに買ってみる事に。魚を掴むのには最高で時合の短いマヅメの釣りだとスカリに入れる動作がスムーズになり、直接魚に振れないため手荒れ防止にも繋がるので重宝している。ただ、あくまでも魚を掴む時に限定され、既に荒れた手の保護にはならないため、釣っている時のグローブもやはり欲しいという想いは消えなかった。 

村岡昌憲様のYoutube

プロアングラーである村岡昌憲様のYoutubeチャンネルである「マサッチ釣りチャンネル」を見ていた時に「コーナン」のグローブを紹介していた。とにかく薄手で良いという話をしていて、とても感銘を受けた。日々釣りをする方が、自身のブランドでもなくホームセンターにあるものを薦めるというのは自分にとって説得力の塊であった。